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住友林業米子会社、全米最大の商業不動産団体から最優秀賞を初受賞

 住友林業の子会社・クレセント・コミュニティーズ社は、全米商業不動産開発協会(NAIOP)から最優秀賞「2024 Developer of the Year」を受賞した。同社による同賞の受賞は初めて。

 NAIOPは加盟事業者2万1000社以上を擁する全米最大の商業不動産業界団体で、年に1回、プロジェクトの品質・財務健全性・市場変動に対する適応能力、近隣コミュニティへの貢献など評価し、業界のリーダーシップと革新的な取り組みをけん引する事業者を選出し顕彰している。クレセント社は、近年の厳しい市況の中、豊富な経験とイノベーションを生かし事業を拡大した能力が評価された。

 18年に住友林業の完全子会社となったクレセント社はノースカロライナ州シャーロットに本社を構え、東海岸南部や南西部など、米国内でも雇用成長率の高いエリアを中心とした17都市で集合住宅83件、マスタープランコミュニティ開発60件、商業施設223万平方メートルなどの開発を展開。23年度末実績で、総額72億米ドル(約1.1兆円相当)の建設中・計画中の集合住宅と商業施設を保有している。

 なお、19年に全米住宅建設業者協会(NAHB)から最優秀集合住宅ディベロッパーを顕彰する「Multifamily Development Firm of the Year」を受賞している。