野村不動産ソリューションズが実施した「住宅地価INDEX」調査によると、2024年7〜9月期(10月1日時点)の首都圏の変動率は0.5%プラスで、20年第4四半期以降、17四半期連続の上昇となった。内訳を見ると、上昇地点の減少と横ばい地点の増加により、上昇率は前期より縮小した。東京都区部は1.3%プラスと、高い上昇率を維持している。
また、関西圏の変動率は1.7%プラスで、23年第3四半期以降、5四半期連続の上昇となった。首都圏同様、上昇地点の減少と横ばい地点の増加により、上昇率は前期より縮小した。
同調査は、同社独自の地価調査を指数化し、作成したもの。1989年7月から開始した。