大和ハウスウッドリフォームは11月5日、東急Re・デザイン(東京都世田谷区、徳永哲郎社長)と、会社分割によるリモデリング事業の承継とアフターサービス業務の受託に関する契約を締結した。25年4月1日に実行する。
今回承継する事業・業務は東急Re・デザインの前身会社(旧東急ホームズ)が施工した戸建て住宅の定期巡回や改修に関するもの。リモデリング事業は、住宅の劣化を一新するメンテナンスリフォームのほか、暮らしの変化に対応する「ライフステージリフォーム」や、暮らしの中の気づきを具現化する「KIZUKIリフォーム」などを提供。年間施工件数は首都圏で年間約3000件に上る。
大和ハウスウッドリフォームは、東急Re・デザイン社が保有していた戸建てリフォーム・新築事業を同社子会社だった旧TRDホームズの吸収分割によって事業承継した会社。一連の事業承継によって、木造住宅を中心としたリフォームの強化や賃貸住宅における木造商品のラインナップ拡充、新築からストックのグループにおける連携強化を更に進める方針だ。