TOTO出版は、書籍「建築をあたらしくする言葉」(TOTO出版、272頁、A5判、税込み2970円)を10月に発刊した。編者は市川紘司氏と連勇太朗氏。
気候変動やAI技術の進歩など、価値観を揺るがすほど時代が大きく変動する中、建築や都市にかかわる概念の点検や更新を図るとともに、建築の変容をとらえることを目指したもの。「ソーシャルエンゲージメント」「ジェンダー」「持続可能性」「メタデザイン」など、現在の建築の文脈や思考を読み解くため39の言葉を選出し、1つの言葉を約6000字で解説。1980~90年代生まれの建築や都市、美術にかかわる実践者や研究者が中心となって執筆に当たった。