売買仲介

AIで50カ国語に対応、物件資料作成を簡単に リストサザビーズ

 リストの連結子会社で、「リストサザビーズインターナショナルリアルティ(LSIR)」の仲介ブランドを展開するリストインターナショナルリアルティは、50カ国の言語に対応した不動産営業支援AIツールを11月から導入した。近年の円安傾向や都心を中心とした日本国内の不動産需要の高まりから海外顧客数及び売上高が増加していることを受け、営業効率化を目的に導入を決めた。

 同ツールは、LSIRが国内独占営業権を取得しているサザビーズインターナショナルリアルティ(SIR)が加盟店向けに提供しているもの。物件情報は、SIRが運用する不動産ポータルサイトと紐づいており、物件を選択すると自動でテンプレートに基本的な物件写真や物件情報が入力される。

 更に、文字入力エリアを選択すると、AIツール選択画面が出現し、「物件紹介文の生成」「文章の要約」「文章量の増加」「文章の書き換え」が可能となる。これらの機能を活用し、顧客の売却活動をより迅速にサポート。多言語対応の強みを生かし、世界各国の顧客へ案内することが可能となる。

●キャプション
多言語対応の不動産営業支援AIツール