不動産流通推進センターは11月28日、「第12回不動産流通実務検定“スコア”」の結果を発表した。同検定は11月14日から21日まで実施。受検申込者数は1816人で、1763人が受検した。受検率は97.1%だった。平均点は463点、最高点は過去最高の887点だった。
“重要事項説明”の分野で、「空家等対策の推進に関する特別措置法」「不動産情報ライブラリー等、公共のネット情報について」など、“取引の安全確保”の分野では「買換えにおける購入先行契約のリスク」「障害者差別解消法の改正・施行」などを新たに取り上げた。
スコアとは、不動産取引で必要とされる「実務知識」、「行動規範」、「実践応用力」を、仲介実務の基礎から専門知識まで、択一式の設問により測る検定のこと。Web環境により100問を150分で解答する。1000点満点で、受験者には得点や全国順位のほか、科目別正答率などが通知される。