旭化成不動産レジデンスと伊藤忠都市開発はこのほど、神戸市灘区で進めてきた「六甲ニューライフ」のマンション建て替え事業「アトラス六甲」(総戸数96戸、販売戸数は65戸)を10月に竣工したと発表した。
従前の「六甲ニューライフ」(総戸数68戸)は阪急神戸線六甲駅から徒歩3分、JR神戸線六甲道駅から徒歩12分に所在する1972年に竣工した延べ8052.26平方メートルの9階建ての借地権付き共同住宅。建物の老朽化が激しく維持・修繕に相当な費用が見込まれるほか、改修によるバリアフリー化も困難だった上、簡易耐震診断でも耐震性が極めて低かったことから、17年6月に全員一致で建て替えを決議。等価交換方式により、権利関係を整理し、分譲マンションとして建て替えた。
「アトラス六甲」は、専有部40~121.39平方メートル(平均80平方メートル台)の1LDK~4LDKからなる延べ1万610.09平方メートルの9階建て。専有部はメゾネット・ルーフバルコニー・専用テラス付き住戸など36タイプの住戸を用意すると共に、上層階はプレミアムプランとした。
先着順販売で4戸を販売。販売価格は78.30~115.73平方メートルの2LDKで8598万~2億998万円。