政策

「防災力向上マンション」新たに10件認定、合計50件超に 横浜市

 横浜市はこのほど、独自の認定制度「よこはま防災力向上マンション」の対象として、既存マンション10件を本認定した。これにより、22年2月の制度開始以来の認定物件数は、「本認定」48件と、新築物件の計画段階で行う「計画認定」3件の合計51件となった。

 同制度は、災害に強いマンションの形成及び周辺地域を含めた防災力の向上を目的として、防災に向けた対策を実施しているマンションを同市が認定するもの。新築または既存、分譲または賃貸といった物件の属性は不問で、全てのマンションが対象。耐震性や防災資機材などの「ハード対策」、防災訓練や防災マニュアルといった「ソフト対策」について、それぞれ認定申請・取得を選択できる。(画像参照)

 同認定を取得したマンションに対しては、物件のエントランス等に掲示できる「認定証」を交付するほか、同市のホームページでも公表。なお、今回認定された10件のマンションの管理組合に対しては、1月27日に同市庁舎で認定証授与式を行う。