総合

バーチャル動物園の売上金をリアル動物園に寄付 クラスター・近鉄不

 仮想空間のメタバースプラットフォーム「cluster」を運営するクラスター(東京都品川区)と、近鉄不動産(大阪市天王寺区)は、運営する「バーチャル天王寺動物園」の売上金を、天王寺動物園(大阪市天王寺区)に贈呈した。

 バーチャル天王寺動物園は、天王寺動物園が制作に参画し、クラスターと近鉄不動産が制作した仮想の空間で、スマートフォンやパソコンを介して来園できる。実在する「てんしばゲート」や現実の動物園内のアフリカ・サバンナゾーンを再現している。天王寺動物園が公認しており、2024年7月に開園した。今回、同年12月までの期間内に利用者が仮想空間内で購入したアイテムなどの売上金5万8400円を全額、天王寺動物園に寄付した。寄付金は、天王寺動物園の運営や動物福祉に役立てる。