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東京商工リサーチ 不動産業の倒産件数、2カ月連続で増加

 東京商工リサーチの調べによると、2025年1月の不動産業の倒産は31件(前年同月比40.9%増、前年同月22件)で、2カ月月連続で前年同月を上回った。2024年5月(35件)以来、8カ月ぶりの30件台となった。また、1月単月で30件を超えるのは2014年(31件)以来、11年ぶり。

 負債総額は66億100万円(前年同月比225.9%増)だった。負債1000万円以上5000万円未満の構成比が6割(64.5%)を占めるなど、小規模企業の倒産が目立ったが、負債10億円以上が3件(前年同月ゼロ)が発生し、負債総額を押し上げた。