東京建物(東京都中央区」)とドリームホールディングス(福岡県福岡市)は4月8日、異彩作家とともに新しい文化をつくる会社であるヘラルボニーとのコラボレーションで、災害時用トイレキットを収納したアート作品「sonae備絵」のオリジナル商品を販売すると発表した。キットの内容は凝固剤やウェットティッシュなど10回分。
東京建物のマンションブランドBrilliaでは安全・安心を追求する取り組みとして、従来から防災備蓄倉庫の整備や防災リュックの配布を行ってきたが、ドリームホールディングスが提唱する“アートと防災を融合させることで、日常から災害時への備えや防災に対する意識を高め、日常生活の中で美しさと実用性を両立させた商品を届けたい”“様々なリスクを孕む「災害時のトイレ問題」を解決したい”という思いに共感し、これまでの防災の取り組みに加え、新たにsonaeのオリジナル商品の販売を決めた。
オリジナル商品には、ヘラルボニーが主催する国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2024」にて「東京建物|Brillia賞」を受賞した内山.K氏の「赤と青の世界の地図」を起用した。販売は、2025年6月頃から、Brilliaオーナーズクラブ会員向けに「東京建物Brilliaくらしサイト」にて開始する予定だ。