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野村不ソリュ調べ 住宅地価、首都圏は19四半期連続上昇

 野村不動産ソリューションズが実施した「住宅地価INDEX」調査によると、2025年1〜3月期(4月1日時点)の首都圏の変動率は1.3%プラスで、20年第4四半期以降、19四半期連続の上昇となった。内訳を見ると、特に東京都区部・東京都下では2.0%以上のプラス、埼玉県は1.7%プラスとなるなど、一部の地点で大幅な上昇が見られ、首都圏全体の価格上昇をけん引した。

 また、関西圏の変動率は1.7%プラスで、23年第3四半期以降、7四半期連続の上昇となった。一方で、上昇地点は減少、横ばい地点は増加しており、価格の天井感は高まりつつある。

 同調査は、同社独自の地価調査を指数化し、作成したもの。1989年7月に開始した。