三井不動産は、グループ長期経営方針「&INNOVATION2030」のもとロジスティクス事業を拡大する。2025年度内に6物件に着工し、国内外の開発施設数を78件とする。総延べ床面積は610万立法メートルを計画。累計の総投資額は、およそ1兆3000億円に拡大する。
同社の「MFLP&LOGI」サービスをシリーズ化し、顧客ニーズに応じたサービスを提供することでサプライチェーン全体の基盤強化を支援する。共同輸送を促すための新サービスとして「(仮称)MFLP&LOGI Berth」の実証実験も開始する。
また、新たに完済でデータセンターを開発することも決めた。同事業への累計投資額は約3000億円を見込む。BTS型施設や冷凍冷蔵庫、複合用途施設などの領域もさらに拡大する。