「LIFULL介護」を運営するLIFULL seniorが親世代・子世代を対象に実施した「生前整理・片付けに対する意識調査」によると、「自宅に生前整理・片付けが必要だと思う」割合は、親世代が79%、子世代で67.6%となり、家の片付けの必要性を実感している人が親子どちらにも多いことが分かった。
また、子世代の約8割(75.1%)は「親の自宅の生前整理・片付けを手伝いたい」と前向きな姿勢を示した一方で、親世代の約6割(59.6%)は「手伝ってほしくない」と回答した。手伝ってほしくない理由で最も多かったのは「自分が判断することだから」(75.3%)で、次いで「子供に迷惑をかけたくないから」(41.2%)となった。
「LIFULL介護」では、「日頃から体調や暮らしを気遣うやりとりを重ねることで、やがて片付けや生前整理の相談にも耳を傾けてもらいやすくなる」とし、帰省時だけでない日常的なコミュニケーションの重要性を指摘している。