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系統用蓄電所の開発事業に本格参入 総額100億円を投資 三木森

 三木森(東京都千代田区)は、系統用蓄電所の開発事業に本格参入した。これまでに手掛けてきた商社事業や不動産事業を中心とした活動で培った実績やノウハウを生かし、同社にとっての第三の成長エンジンとして「エネルギーソリューション」を新たに位置付けた。事業ポートフォリオを多角化させ、社会課題の解決に貢献していく。蓄電池関連事業に対して今後3年間で、総額100億円規模の投資を見込んでいる。

 専門技術会社と業務提携する。製品の企画・調達、施工・保守までをワンストップで提供できる体制を構築していく。当面3年間の計画では、初年度に10億円を投じ、設備導入や製品在庫の確保、人材の確保を図る。その次年度以降、次世代型電力取引への対応や、分散型電源とデジタルエネルギー管理の融合、ESG投資・グリーンファイナンスによる資金調達を強化する。