八木建設(埼玉県本庄市)は、DVC久喜特定目的会社(東京都港区)を事業主体として建設する賃貸用倉庫「DVC久喜物流センター新築工事」を着工した。2026年9月に完成する。
同社によると、EC(インターネット販売)市場の拡大や即配サービスの普及により、都心部の大規模倉庫だけでは物流ニーズに対応できない状況がある。都心に比べて地価を抑えられる埼玉県北部や群馬・栃木県南部では、小規模から中規模の物流倉庫による効率的な物流網の整備が求められているという。今回の新築施設で今後の流通需要に対応する。
今回の新築規模は、倉庫棟は鉄骨造2階建て、事務所棟は木造2階建て、総延べ床面積は約7090平方メートル。建設地は、埼玉県久喜市高柳字溜井2927の1ほかの敷地5846平方メートル。加須・久喜の両インターチェンジから30分圏内に立地する。