政策

「人生100年時代」住まい環境モデル事業で4件を選定 国交省

 国土交通省は9月4日、25年度第1回「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」の選定事業として、4件の提案事業を発表した。高齢者や障害者、子育て世帯など、誰でも安心して健康に暮らせる住環境の整備促進のため、モデル的な事業を手掛ける民間事業者等を公募し、先導的なプロジェクトを選定、補助する支援事業。

 今回選定された事業は、4月2日に募集を開始した同モデル事業のうち、「課題設定型」「事業者提案型」「事業育成型」の第1回選定分(6月末締め切り)で、4件全てが「課題設定型」だった。第2回選定分(8月18日締め切り)は10月下旬頃に公表予定。また、同モデル事業のうち「子育て住宅型」「子育て公営住宅型」についても、10月上旬~下旬まで随時選定を行う。

 今回発表された4事業の代表提案者及び提案事業名、事業予定地は次の通り。
 ツギテ「REボーン恒松・ぬくもりハウス」(大分県由布市)▽多摩ヘルパーセンター「ベルズガーデン八王子並木町 自然な多世代交流を育む高齢者住宅の地域共創プロジェクト」(東京都八王子市)▽(社福)向陵会「多様な世帯を支え合える地域共生型住環境モデル整備事業」(京都市伏見区)▽エンジョイワークス「2つの壁を越える ー 障害のある若者と高齢者による共生型食堂の就労モデル構築事業」(神奈川県鎌倉市)