パナソニック ホールディングスを幹事企業とし、AGC、パナソニック環境エンジニアリングが参画するコンソーシアムは、次世代型として注目されている太陽電池で、先進となる「ガラス型ペロブスカイト太陽電池」に関する量産技術の開発と、フィールド(現場)実証のプロジェクトに着手した。実施期間は2029年度の最大5年間としている。
同プロジェクトは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する2025年の実証事業で採択された。従来は太陽電池の設置が困難だった都市部などへの再生可能エネルギーの導入を促進するため、「建材一体型太陽電池」(BIPV)としての活用を想定したガラス型ペロブスカイト太陽電池の事業化に向け、技術開発する。太陽電池メーカーと、そのユーザー企業が連携するコンソーシアムを組成することで、エンドユーザーのニーズを反映した技術開発や社会実装を加速させていく。




