政策

依然低迷続くも半年ぶり1万人超 JNTO調べ・9月訪日外客数

 日本政府観光局(JNTO)の10月21日の発表によると、9月の訪日外国人旅行者数(推計値)は前年同月比99.4%減の1万3700人だった。
 12カ月連続の減少であり、新型コロナウイルス感染症の影響は引き続き極めて大きいものの、減少幅は前月比0.3ポイント縮小し、6カ月ぶりの1万人超となった。また、国・地域別の22市場において、前月までの「すべてで“ほぼゼロ”」から、「多くで1%にも満たない数字」との表現に改めており、わずかながらインバウンドの増加傾向がうかがえる結果となった。
 背景には、一部の国との間で、ビジネス等の渡航を制限付きで認める「ビジネストラック」や「レジデンストラック」が運用されていることや、欧州などで出国制限を解除する国が出てきていることなどが挙げられる。
 とはいえ我が国においては、原則として検疫強化や査証の無効化等の措置を継続。他国でも多くが渡航制限を続けており、直行便も大幅に運休・減便していることなどもあり、依然として世界的に旅行需要は停滞している様子だ。