三菱地所は2月10日、21年3月期第3四半期連結業績を公表した。それによると、売上高に当たる営業収益、営業利益は減少、経常利益、四半期純利益は増加した。新規オフィスビルの通期稼働や既存ビルでの賃料増額改定などによるビル賃貸利益の増加、オフィスビルや物流施設の売却益が増加。一方、新型コロナの影響を受けた商業施設やホテル事業の利益が減少した。また、海外事業における物件売却収入・利益が減少した。
なお、通期予想は国内分譲マンションの販売好調、物件売却益の増加などにより上方修正した。
三菱地所
決 算 21年3月第3四半期
営業収益 7,778億円 (△6.0%)
営業利益 1,394億円 (△6.7%)
経常利益 1,394億円 (3.9%)
当期利益 887億円 (2.5%)
予 想 21年3月
営業収益 1兆2,000億円 (△7.8%)
営業利益 2,170億円 (△9.9%)
経常利益 2,050億円 (△6.5%)
当期利益 1,300億円 (△12.4%)