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シリーズ・SDGs実現に挑む 清和ビジネス・目標12(つくる責任)ほか オフィス構築で「SDGs宣言」

 オフィス事業を手掛ける清和ビジネス(東京都中央区、勝本浩史社長)が7月、「SDGs宣言」を策定、公表した。同社は「人々の『働く』という活動の支援に取り組む企業」として、「社会的課題の解決と経済発展の両立を図ることで、持続的な社会の発展などに貢献する」ことを目指すと述べる。

 同社はオフィスのプランニングからデザイン、構築などのほか、教育施設や医療福祉施設などのソリューション事業を展開。「働く場」の課題解決に向けた総合的なサービスを提供するという考え方で、これまでにも健康経営やウェルビーイングといった視点も取り入れて事業を行ってきた。

 今回の宣言に当たっては、20年にプロジェクトを発足。各部門から集まったメンバーが意見を交わしながら、目標達成に向けて取り組んでいる。

 具体的な課題と目標については、「人々から信頼される会社」というビジョンの下、「顧客」「従業員」「社会」「地球環境」の4分野に分けて取り組みを設定。「顧客」では〝資源の活用(3R)〟を目指し目標12「つくる責任、つかう責任」など3目標を挙げ、「社会」では〝コンプライアンス遵守〟や〝災害対策、リスク管理体制の強化〟等へ向け目標3「すべての人に健康と福祉を」など3項目を定めるといった形だ。

 設定したSDGs目標は4分野で9種類。今後も取り組みを続け、定期的に進ちょく報告を行う予定だ。