東急不動産ホールディングスは11月9日、23年3月期第2四半期連結業績を公表した。それによると、売上高、各利益共に過去最高となった。住宅市場の底堅い需要による分譲マンション計上戸数の増加、売買仲介の好調、ホテル需要の一部回復などが要因。再生可能エネルギーなどを含む戦略投資事業、不動産流通事業は増収増益だったが、アセット売却の時期のずれから都市開発事業が増収減益だった。
管理運営事業は、東急ハンズ売却が減収要因となったが、ホテル回復などで減収増益。通期予想を上方修正し、いずれも過去最高を更新。売上高は初の1兆円台を目指す。
東急不動産HD
決 算 23年3月第2四半期
売上高 4,450億円 (8.1%)
営業利益 458億円 (36.9%)
経常利益 407億円 (51.9%)
当期利益 269億円 (88.1%)
予 想 23年3月
売上高 1兆50億円 (1.6%)
営業利益 950億円 (13.3%)
経常利益 810億円 (11.2%)
当期利益 390億円 (11.0%)