エヌ・シー・エヌの23年3月期第2四半期決算は、売上高及び段階利益で最高益を更新した。そのうち住宅分野は、SE構法出荷数は630棟(前年同期比12.0%減)にとどまったものの、1棟当たりの平均売上金額は昨年同期比で1.5倍程度に上昇したことにより、売上高は39億円(同29.5%増)を計上した。また、SE構法登録施工店は新規に20社加入し、592社となった。大規模木造建築などの非住宅分野では、SE構法出荷数は42棟(同40.0%増)に伸長し、売上高5億円(同26.7%増)だった。
環境設計分野では、木造住宅、集合住宅及び非住宅木造物件向けの一次エネルギー計算書の出荷数は1315件(同21.0%増)となり、売上高1億円(同15.8%増)を計上した。通期予想は期初計画から据え置きとした。
NCN
決 算 23年3月 第2四半期
売上高 46億円 (26.8%)
営業利益 2億円 (40.1%)
経常利益 2億円 (59.6%)
当期利益 1億円 (47.1%)
予 想 23年3月
売上高 97億円 (13.6%)
営業利益 4億円 (8.4%)
経常利益 4億円 (10.0%)
当期利益 3億円 (7.0%)