この記事は有料記事です。 残り 996 文字 有料会員になると続きをお読みいただけます。
新規会員登録で1ヶ月間無料でご覧いただけます。
(※⼀部有料会員限定ページあり)
売買仲介
リクルート「SUUMO」仲介手数料表示を緩和 なぜ表示を認めてこなかったか 割引、無料の記載が可能に 〝消費者の誤認防止が目的〟 30年以上前の規定を見直し
住宅・不動産ポータルサイト「SUUMO(スーモ)」を運営するリクルートは、4月1日に物件情報サイト上での仲介手数料表示のルールを緩和した。手数料表示を巡っては、昨年の本紙10月4日号で、中堅の不動産仲介会社がリクルートを含めた3社を相手取って「仲介手数料や諸費用に関する情報掲載を認めていないことが公正で自由な競争を阻害している」として、公正取引委員会に提訴、申告したことを報じたが、新たな年度を迎えて最大手のリクルートが表示ルールの緩和に動いた。緩和の背景を知ろうと取材を申し込んだところ、同社が書面インタビューに応じた。(聞き手・中野淳)