賃貸マンションは築20年頃から空室や修繕などの課題が発生し、悩まされるオーナーが増えてくる。しかし、実はそこを乗り越えればその先には長期的に安定した賃貸経営が待っているのに、そのことを知らないオーナーが多いと著者の西島氏は指摘する。本書は、そのことを著者が賃貸管理経営で培った豊富な事例をもとに説明している。30年、40年も経ったら建て替えるのが当たり前という常識を覆し、長期活用することで収益の最大化が図れることが分かる〝目からうろこ〟の賃貸住宅オーナー必読の書。巻末には「建物長期活用を実現する〝5つ〟の改良ポイント」(カラー写真付き)が付いている。
ごま書房新社刊、164ページ、定価1980円(税込み)。
