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売買仲介
2023年 不動産競売事情 資産バブル 不良債権化しない東京 過剰流動性 お金を集める
パンデミックが明けて社会経済活動が本格化した一方で、手厚いコロナ支援策が終わり、実質無利子・無担保のいわゆるゼロゼロ融資が返済できずにいる。過去のセオリーでは、倒産が増えれば差し押さえられる不動産が増えるが足元ではそうはなっていない。東京地裁本庁の2023年の開札結果は対象物件数が2割以上も減っており、不動産競売市場は縮み続けている。足元の不動産競売市場を追った。(中野淳)