総合 売買仲介

本紙調査 2023年度通期 売買仲介実績 高単価が手数料収入に寄与  猛追する東急、三井の牙城を崩せず

 主な不動産流通各社の2023年度通期(23年4月~24年3月)の売買仲介実績が出そろった。本紙アンケート調査で主要37社から回答を得たところ、総じて好調さを印象付けたが、都市部と郊外・地方との事業領域の差も浮かび上がった。手数料収入を増やしたのは24社で減少が12社、横ばい1社。取扱高は26社が増加し、11社が減らした。平均価格は29社が上昇して取引価格の高水準を裏付けた。価格高騰を受けて消費者が尻込みする様子もうかがえる。取扱件数を増やしたのは19社となり、減少が17社、横ばい1社だった。

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