決算

分譲マンションが好調アセットサービスは減 東京建物、第2四半期業績

 東京建物の24年12月期第2四半期連結(中間期)業績は、分譲マンションの売り上げ・粗利益の増加により増収増益となった。ビル事業は「T-LOGI一宮」等の投資家向け物件売却の売り上げが増加したものの、固定資産の取得により流通税等の費用が一時的に増加し、増収減益。

 住宅事業は「Brillia Tower堂島」「HARUMI FLAG」「Brillia Tower浜離宮」等の分譲マンションや、「グレイプス浅草」「THE CROSS SITE登戸」等の投資家向け物件の売却による売り上げ・粗利益の増加で増収増益。分譲マンション計上戸数は1409戸(前年同期660戸)、戸当たり単価は9717万円(同9208万円)、粗利益率は29.4%(同36.0%)となった。

 アセットサービス事業は、取得した不動産の価値を高めて販売するアセットソリューションの投資家向け物件売却の減少等により、減収減益。

 その他は、海外事業における持分法投資利益が減少したことなどが響き、減収減益となった。

東京建物

決 算 24年12 月第2四半期

営業収益 2,776億円 (54.5%)

営業利益 512億円 (42.1%)

経常利益 481億円 (32.8%)

当期利益 316億円 (33.1%)

予 想 24年12月

営業収益 4,650億円 (23.7%)

営業利益 775億円 (9.9%)

経常利益 695億円 (0.0%)

当期利益 485億円 (7.6%)

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