売買仲介

「農産物栽培施設」に再生させた空き家の販売を開始 クールコネクト

 農業関連スタートアップ企業のクールコネクト(群馬県伊勢崎市)は、空き家を活用した収益不動産の販売事業を開始した。

 同社ではこれまでに、空き家を「キクラゲ」の栽培物件として再生する事業を展開してきた。投資家からの需要が増えたことで、同社では今回、宅地建物取引業の免許を取得し、安定的に家賃収入を得られる収益不動産として販売事業を開始した。

 長期に賃貸契約を締結し、空き家内に設置する栽培施設での農産物の生産や販売、施設の管理を全て同社が担う。施設用途が特定されており運営主体も確保されているため、空室リスクがなく安定した稼働が見込め、不動産オーナーや運営や農産物の販売などの負担もないという。