SBIアルヒ(伊久間努代表取締役社長CEO兼COO)の25年3月期第2四半期決算(連結)は、営業収益107.3億円(前年同期比21.0%増)、税引前利益13.4億円(同75.2%増)の増収増益となった。住宅ローン実行件数は前年同期比でマイナスだったものの、SBIエステートファイナンスの不動産担保ローンやSBIスマイルのリースバック及びSBIギャランティの家賃保証が順調に成長した。
伊久間社長は今後、「中長期を見据え、ストック収益の基軸作りを進める」と説明。住宅金融カンパニーへの発展に向け、「リ・バース60」の取り扱い検討など、住宅金融商品の裾野拡大に努めていく方針だ。また、SBIグループ企業とのシナジーも引き続き追求していく。特にSBI新生銀行の商品販売を視野に入れ、一層の関係強化を図る考えを示した。