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売買仲介
本紙調査 2024年度上期 売買仲介実績 回答企業の4割が二桁増収 都心・リゾート需要が支える 立地選別進み二極化の様相
全国の不動産流通会社の2024年度上期(4~9月期)の売買仲介実績が出そろった。本紙アンケート調査では主要39社から回答を得た。手数料収入を増やしたのは28社で、うち14社は二桁増と業績を伸ばした。取扱件数も27社が前年同期を上回った。〝稼げる〟都心を中心に富裕層やインバウンド需要、投資家からの購入意欲が際立つ市況となった。他方、成約期間の長期化など郊外立地や物件仕様による二極化の様相も見えてきた。営業店舗数は増減が14社ずつと拮抗した。下期以降も、金利動向や建設コスト高騰など市場の好悪材料に注視をした成長戦略が繰り広げられる。