住まい・暮らし・文化
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細野透×殿木真美子 旬な作品=住宅レビュー= (33) 垂直方向に連なる『現代長屋』 コーポ神田東松下町パート3 都市住宅とまちづくり研究会
前回紹介した、NPO都市住宅とまちづくり研究会(としまち研)は、これまでに、15棟のコーポラティブ住宅(コープ住宅)を手掛けてきた。 そのうち、1棟目の「コムズハウス」(02年完成)、6棟目の「桜ハウス」((続く) -
細野透×殿木真美子 旬な作品=住宅レビュー= (32) 地域活性化目指す「コープ住宅」 入居者が溶け込み担い手に コムズハウス 都市住宅とまちづくり研究会
NPO全国コープ住宅推進協議会の調べによると、コーポラティブ住宅(コープ住宅)の総建設棟数が、2010年に600棟を超えた模様である。 コープ住宅とは、住宅の取得を考えている複数のユーザーが集まって、建(続く) -
細野透×殿木真美子 旬な作品=住宅レビュー= (31)グランスイート瀬田 丸紅
エントランスに屋内菜園 自然体でのエコライフ提案 丸紅は、環境配慮型マンション「MELSS(メルス)」を提案。そのシステムを採用した第1号物件「グランスイート瀬田」の販売を開始した。 「メル(続く) -
細野透×殿木真美子 旬な作品=住宅レビュー= (30)Geo-Islands 建築家・日比生寛史氏
クールチューブで夏を「冷やす」 街角の『個人美術館』の佇まい 東京都文京区小石川4丁目の閑静な住宅街に、完成したばかりの集合住宅「Geo-Islands」を訪ねたのは7月中旬の昼下がりである。そのとき(続く) -
細野透×殿木真美子 旬な作品=住宅レビュー= (29) 千代田区最高層のランドマーク 再開発で新たなコミュニティ創出 ワテラス タワーレジデンス 安田不動産など
オフィスビルや商業施設が立ち並ぶ神田淡路町、神田川のほとりの外堀通り沿いに、ひときわ大きな建設中の街区がある。現在、既に10階より高く積み上げられたビルは、「ワテラス」のタワー棟。官民一体の大規模(続く) -
細野透×殿木真美子 旬な作品=住宅レビュー= (28)ISANA(いさな) ニコ設計室・西久保毅人氏
外部空間が主役の「小さな集合住宅」 人々の息づかい感じる佇まい 東日本大震災に遭遇した後、街の表情も以前とはずいぶん違って見える。今、心の琴線に触れるのは、人々の息づかいを感じ取れるよう(続く) -
細野透×殿木真美子 旬な作品=住宅レビュー= (27)ザ・パークハウス弦巻 三菱地所レジデンス
住戸の中に緑を取り込む 無印良品との協同プロジェクト 「ザ・パークハウス弦巻」は、住まいの中に緑を取り入れる工夫を提案したマンションだ。 東急田園都市線桜新町駅から徒歩13分、駅から少(続く) -
細野透×殿木真美子 旬な作品=住宅レビュー= (26) 集合住宅の「究極型」実現 居住ユニットの連結で住戸構成 若松均氏設計「桜並木の集合住宅」 ミサワホーム・Aプロジェクト方式
東京都目黒区碑文谷3丁目の住宅街に、今年春、ミサワホームの「Aプロジェクト方式」によって建設された賃貸マンションが完成した。建築家の若松均氏が設計し、構造家の金箱温春氏が構造設計を担当した「桜並木(続く) -
細野透×殿木真美子 旬な作品=住宅レビュー= (25) 重層長屋形式のタウンハウス ザ・ロアハウス西荻窪 コスモスイニシア
コスモスイニシアが、重層長屋形式タウンハウスの新ブランド、「ザ・ロアハウス」第1号物件の販売を開始した。 JR中央線西荻窪駅から徒歩11分。閑静な住宅街に12年3月竣工予定の「ザ・ロアハウス西荻窪」(続く) -
細野透×殿木真美子 旬な作品=住宅レビュー= (24) プラウドシティ稲毛海岸 野村不動産
千葉県美浜区、JR京葉線稲毛海岸駅から徒歩17分の土地に竣工する「プラウドシティ稲毛海岸」で、第1期販売の222戸が即日完売した。 7.7ヘクタール超もの広大な土地は、公務員宿舎の跡地。マンション555戸(続く) -
細野透×殿木真美子 旬な作品=住宅レビュー= (23) ワンズレジデンス 新日鉄都市開発×京急不動産
間取りの変更や設備・仕様の追加によって、画一的なマンションの住戸を自分好みに仕上げる人が増えている。富裕層向けのオーダーメードマンションや、中古マンションのリノベーションがその最たる例だ。 (続く) -
細野徹×殿木真美子 旬な作品=住宅レビュー= (22) エコヴィレッジ和光 リブラン
震災後の電力不足などから、今夏に向けて「緑のカーテン」に注目が集まっている。 緑のカーテンとは、住まいの開口部や壁面に沿って、つる性の植物を這わせるもの。直射日光をさえぎるだけでなく、植物の(続く) -
細野徹×殿木真美子 旬な作品=住宅レビュー= (21) 第4世代の狭小住宅 「ミニマム+シェア型」で賃貸併設 DAMIER APOLLO・黒崎敏氏設計
敷地が20-15坪以下の土地に建つ住宅を「狭小住宅」という。東京では、狭小住宅は主に路地裏に生まれ、根づき、着実に広がってきた。狭小住宅は、第1世代、第2世代、第3世代を経て、現在は第4世代を迎えている。(続く)