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細田工務店 住宅購入者に「災害データブック」提供

 細田工務店(本社、東京都杉並区)は8月3日、戸建て分譲住宅購入者に地質や地震発生時の被害予測、災害時の対応などをまとめた「災害データブック」を提供すると発表した。まず、杉並区内で2011年度に販売する全物件を対象に始める。そのほかの分譲事業物件でも準備を進めている。
 同データブックでは、個々の戸建て分譲物件を中心にマップを作成したことが特徴。活断層や液状化・地震後の火災などの危険度を分かりやすく示した。最寄りの震災救援所までのルートでは、建物の倒壊や窓ガラス落下の可能性がある危険個所を具体的に表示している。