市場経済研究所と不動産経済研究所の調査によると、2010年度における全国のマンション供給戸数(引き渡しベース)は7万4872戸で、前年度を1.3%下回った。
事業主別に見ると、藤和不動産を吸収合併し、今年1月に新発足した三菱地所レジデンスが6148戸の供給でトップ。前年度首位の大京は、15.3%戸数を落とし4338戸で5位に後退した。
2位の三井不動産レジデンシャル(同17.3%増の5455戸)、3位の住友不動産(同15.3%増の4741戸)、4位の野村不動産(同21.7%増の4497戸)は共に2ケタ台の伸びを確保。順位は前年と変わらなかった。