都内の新橋・虎ノ門・六本木地域における森ビルの都市再開発がこのほど、「2011年社団法人都市住宅学会賞・業績賞(20周年記念表彰)」(社団法人都市住宅学会主催)を受賞した。同賞は都市住宅学、都市住宅計画・事業、都市住宅政策等に関する優れた業績を表彰する制度。2011年度は学会20周年記念事業として、統一的なコンセプトに基づいて実施された複数事業の優れた業績も対象に選考・表彰した。
森ビルは同エリアで立体緑園都市(Vertical Garden City)という統一コンセプトの下、面的な大規模複合再開発を25年にわたって継続して取り組み、現在も複数の再開発事業を展開。都市のコンパクト化、都市緑化、文化・芸術によるまちづくりなど先駆的な都市更新手法が実現されていることや、タウンマネジメントや防災などの観点にも力を入れている点が評価された。
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