開発・企業

オープンハウスグループ、マンション事業強化で常設モデルルーム設置

 オープンハウスグループのオープンハウス・ディべロップメントはこのほど、渋谷本社にマンションの常設モデルルームをオープンした。グループ全体の主力事業である戸建て事業、タウンハウス事業に加え、マンション事業を大きな柱に成長させたい考えだ。
 同社は昨年、東京・銀座エリアで総戸数72戸の分譲マンション「オープンレジデンシア銀座est」を供給。文京区本駒込でも総戸数22戸の「オープンレジデンシア本駒込」を販売中だ。1月中旬からは、目黒区青葉台(総戸数19戸)、世田谷区桜新町(同33戸)の2カ所で事前案内会を開催している。
 マンションの事業展開については、DINKS層を主なターゲットに「都心好立地」にこだわる。同社が手掛けるタウンハウスの特徴とも重なるが、「好立地でありながら割安感のある価格設定」により、他社との差別化を図る考えだ。今回、モデルルームを常設タイプとしたのも、物件ごとに設置するコストを省くため。どの物件の集客・接客も、基本的に同モデルルームで行う。