東京カンテイ(東京都品川区)の調べにより、直近10年で新築供給実績の多かった30駅が明らかになった。
1位は「川崎」で7803戸。2位「豊洲」(7620戸)、3位「武蔵小杉」(7431戸)がこれに続く。4位の「品川」(6494戸)と3位の間には約1000戸の開きがあり、上位3駅の供給戸数が突出していることが分かる。いずれも駅前またはその周辺で大規模な開発が行われたエリアで、交通と生活の利便性を向上させたことにより、新たなマンション需要が喚起されたと言える。
各駅で中心を占める価格帯は、豊洲など4駅を除く26駅で3000万~4000万円台。特に、川口などベッドタウンとして現在も開発が進む地域では3000万円台の占める割合が過半を超える。また間取りは、28駅で3LDKが主流であり、ファミリー物件の需要の根強さが示された。
(http://www.kantei.ne.jp/)
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