リクルートが運営する「スーモカウンター注文住宅」がまとめた調査レポートによると、注文住宅検討者が建築会社を選ぶ際に、「設計対応」や「営業対応」を重視する傾向が高まっていることが分かった。注文住宅検討者に建築会社を選ぶ際の「特に重視する条件」を聞くと、2011年10~12月のアンケート集計分では、51.7%を得た「価格提案」に続き、「設計対応」(48.7%)と「営業対応」(42.9%)が高い割合を示した。前年同期(2010年10~12月)の集計分と比較すると、「価格提案」が12.0ポイント減ったのに対し、「設計対応」は12.9ポイント、「営業対応」は10.5ポイント増加した。
これについて、リクルートは「耐震性や省エネ性などの住宅性能に関する意識の高まりなどから、それを実現する建築会社の設計力や営業提案力への期待が高まっていることが考えられる」としている。