興和不動産と新日鉄都市開発は、興和不動産を存続会社として10月1日付で経営統合することを3月26日の取締役会で決定し、統合基本契約を締結した。統合後の社名は「新日鉄興和不動産」とし、現興和不動産社長の成川哲夫氏が社長に就任する。統合会社はオフィスビルとマンションの開発、賃貸を主軸とした事業ポートフォリオを有する総合デベロッパーとして、収益力、財務基盤、ブランド価値を向上すると共に不動産業界で確固たる存在感を発揮し、持続的発展を目指す。
また顧客基盤の拡大による収益機会の拡大、両社の知見を生かした新規開発プロジェクトの創出、重複部門を中心とした効率化などにより、早い時期に年25億円規模の合併効果を見込んでいる。
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