東京カンテイ(東京都品川区)がこのほどまとめた5月の中古マンション価格(70平方メートル換算)によると、首都圏では価格が弱含んでいる地域が、都心近郊から郊外エリアへと広がり始めていることが分かった。背景には、新築マンション市場の復調があるとみられる。
東京都(3699万円、前月比0.3%下落)の下げ幅が縮小し、埼玉県(1849万円、同0.2%上昇)は値上がり。一方で神奈川県(2465万円、同0.7%下落)と千葉県(1844万円、同0.5%下落)は引き続き下落しており、全域的には弱含みだ。また主要都市別でも、東京23区(3981万円、同0.4%下落)の前年比が昨年末以降、5%強のマイナスで推移。都心6区(5214万円、同0.2%下落)は直近で下げ止まりの兆しも見せていたが、3カ月連続で再び下落傾向となっている。このほか、横浜市(2602万円、同1.1%下落)や千葉市(1772万円、同0.7%下落)も下落基調だ。
(http://www.kantei.ne.jp/news/cate01.php)
賃貸・管理
営業・データ
住まい・暮らし・文化