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「マイホームは買い時か?」生活不安で7割が否定 ハイアス・カンパニーがアンケート

 マイホームについてのアンケートで、「自分にとっては買い時だと思わない」が約7割に上っていることが、住宅・不動産のコンサルティング事業を行うハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区、濵村聖一社長) の調査で分かった。調査は、18歳以上の男女1836人を対象に、6月に実施。消費増税の可能性をはじめさまざまな外部要因の影響を受けて、マイホーム購入に消極的な姿勢が見られる結果となった。
 今調査では、71%が買い時ではないと回答。76.3%だった前回調査より低下、60%だった一昨年より上昇しており、買い時感が改善しきれていないと分析している。
 買い時ではないと思う理由のトップ3は、「不況のため今後の生活に不安があるから」(26.5%)、「十分な自己資金(頭金)がまだ貯まっていないから」(20.1%)、「震災以降、住宅ローンを組むことに対する不安感を覚えたから」(19.8%)と続いた。