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世田谷と三鷹でマンション建て替えに着手、旭化成レジ

 旭化成不動産レジデンスはこのほど、複合用途団地建て替え事業の「池尻団地建て替え事業」(東京都世田谷区)の本体工事と、等価交換型のマンション建て替え事業となる「レジデンス丸平建て替え事業」(東京都三鷹市)の解体工事に着手した。これにより、同社マンション建て替え事業の累積着工棟数は15棟になった。

 「池尻団地建て替え事業」は1963年に首都圏不燃建築公社によって分譲された地上5階建て3棟、住宅125戸、店舗・事務所各1区画、倉庫8区画の団地。地上11階建て1棟(住戸205戸など)に建て替える。2014年春に完成する予定だ。

 一方、従前、借地権マンションだった「レジデンス丸平建て替え事業」は、その底地権者が所有する隣接の3階建て丸平ビルと2件の借地権付き戸建て住宅2棟を合わせて、同社が権利者全員と従前資産の売買契約を締結して行う等価交換方式により実施。地上13階建て1棟(住戸95戸など)で2015年の完成を予定している。