三井不動産リフォーム(東京都新宿区)は11月3日、パッシブデザインを基本とする提案型リフォーム「スマートリフォーム」のモデルハウスを開設する。場所は東急東横線・大井町線「自由が丘」から徒歩12分。居住中住宅のほか、既存住宅を購入後にリフォームする需要を見込んでおり、既存住宅の仲介店舗を展開する三井不動産リアルティと連携して見学の流れを作る。
『スマートリフォーム』は、耐震補強や外装・内装の刷新、設備機器の交換などを含む定価制リフォームを実施したうえで、断熱性の向上と通風の確保を軸とするパッシブデザインを提案するもの。そのうえで顧客の要望に応じ、太陽熱利用給湯器や燃料電池、蓄電池といった省エネ機器を付加する。定価制のリフォームは30坪当たり861万円(税込み)~。スマートリフォームの部分は300万円程度から実現可能だという。
モデルハウスは築50年の戸建て住宅で、延床面積は42坪。リフォームの総費用は930万円(税抜)だった。物件所有者から賃借しており、当面はモデルハウスとして公開する。