つくばエクスプレスの守谷駅から徒歩9分の場所で大規模な土地区画整理事業が進んでいる。想定900区画、計画人口5000人のまちづくり。2月21日に、施行者である守谷市松並土地区画整理組合(茨城県守谷市、地権者47人)が概要を発表した。タウンネームは「ビスタシティ守谷」。保留地売却については、地権者でもある三井不動産レジデンシャルが担う。
41・7ヘクタールの土地に戸建住宅を中心とした宅地や商業施設、研究開発施設用地を整備する。同地区は、守谷市の先導的低炭素まちづくりのモデル地区。全戸に太陽光発電システムが導入されることを想定し、電力系統に与える影響を抑える機器を設置する。また、電線類をすべて地中化する予定だ。同組合によると、電線類を地中化し、太陽光発電システムを導入できるようにした800区画以上の大規模住宅地は日本初という。
戸建て街区は主に建売を想定しており、三井不動産レジデンシャルが夏頃をめどに販売を始める。
事業完了は2016年3月の予定。
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