賃貸・管理

インスペクション、4月にガイドライン案を公表 国交省検討会

 国土交通省の既存住宅インスペクション・ガイドライン検討会は3月12日、3回目となる会合を開き、4月中に公表するガイドライン案の最終調整を行った。

 建物の現況検査(インスペクション)などの業務実施に際して、少なくとも共通的に行うことが望ましい事項などを「ガイドライン」として定める。今回の会合では、ガイドラインでの内容を基礎的な検査である「一次現況検査」に限定し、劣化範囲や不具合の生じている原因などを把握する「二次現況検査・診断」と区別する考えなどが示された。

 同検討会では、4月にガイドライン案を公表した後、パブリックコメントを実施して5月にも正式版を策定したい考えだ。