不動産経済研究所の調査によると、7月に首都圏で供給された新築分譲マンションは5306戸で、前年を31.6%上回った。また、契約率も好調ラインの70%を大幅に上回る81.6%(前年比8.4ポイント増加)に上り、「価格や金利上昇の可能性が高いことから、『今のうちに買いたい』と思っているエンドユーザーが多くなっているようだ」と同研究所では分析している。
1戸当たりの平均販売価格は5128万円(同9.9%上昇)、1平方メートル当たり単価は72.7万円(同12.2%上昇)だった。価格の高い東京都区部での供給シェアが高かったことが影響した。