総合

セメント、生コンの需要予測が大幅増加、国交省調べ

 国土交通省の「主要建設資材月別需要予測」によると、12月のセメントの需要量は530万トン(前年同月比30.6%増)、生コンクリートについては1075万立米(同27.2%増)になる見込みだ。

 近年は、セメントが300万~400万トン、生コンクリートが700万~800万立米レベルで推移してきたが、9月から上昇基調に入り、10月以降はセメントが500万トン、生コンクリートが1000万立米クラスの需要量(予測)となっている。実績値との比較では、リーマンショック前の水準に戻っており、国交省では、公共投資の増加や分譲マンションの着工の伸びを主な要因に挙げている。