世界約100カ国に不動産仲介エージェントのネットワークを構築するRE/MAX(リマックス、マーガッレット・ケリーCEO)がこのほど、日本への進出を正式決定した。今春を目途に、各国の物件情報やエージェントの検索機能を備えた日本専用のウェブサイトを開設する。併せて、エージェント(仲介業者)の募集も行う予定だ。
リマックスは1973年、米国コロラド州で設立。個人エージェントと契約しネットワークに登録してもらったうえで、ウェブサイトを通じた住宅需要者とのマッチングサービスを提供している。リマックス本社が運営するサイトは38言語に対応。エージェントの登録数は約9万人。
日本は97カ国目の進出先となる。アベノミクスや20年の五輪開催などで、市場の将来性があると判断。「世界最高級のクオリティを誇る日本の不動産をPRし、デフレ脱却の一助になれるよう貢献したい」(同社)としている。登録料などの詳細は今後詰める。