東京カンテイ(東京都品川区)はこのほど、3大都市圏における1月の分譲マンション賃料(分譲マンションの月額募集賃料を集計・算出し1平米換算で表記)をまとめた。
それによると、東京23区(3146円、前月比0.7%上昇)は、都心部での賃料水準の押し上げが影響し3カ月連続で上昇した。横浜市(2148円、同0.2%上昇)やさいたま市(1816円、同1.9%上昇)が上昇する一方で、千葉市(1482円、同1.5%下落)は築年数の経過した物件の増加などが影響し、下落となった。
大阪市(2191円、同0.4%上昇)は、13年4月以降横ばいから強含みで推移しており、直近でも高い賃料水準を維持している。神戸市(1806円、同0.2%上昇)は、2カ月ぶりに上昇した。
名古屋市(1663円、同2.0%上昇)は、千種区や中区など賃料水準が高い中心部で築浅物件からの事例数が増加したことなどが影響し、3カ月連続で上昇した。