東京ビルヂング協会はこのほど、「ビル経営動向調査1月期」をまとめた。それによると、東京23区のビル賃料は上昇傾向で、空室率も改善していることが分かった。同調査は会員を対象に四半期ごとに実施している。今回は273社を対象に調査し、161社から回答を得た。
東京23区の共益費を含めた賃料水準は、上限が2万6134円(前回2万5674円)、下限が1万6216円(同1万5579円)で共に上昇した。下限値は5期連続の上昇となった。
空室率は23区平均で6.5%となり、前回よりも3ポイント改善した。